【東京大学・新歓企画】レーニン『帝国主義論』学習会

レーニン『帝国主義論』学習会
○日時:4月30日(火)17時より19時
○場所:東京大学駒場Ⅰキャンパス学生会館2階215号室

MSL東京大学支部は新歓企画として「レーニン『帝国主義論』学習会」を開催します。

いま、米中GDP逆転が目前に迫るような世界史的大激動の中で、米トランプ政権の誕生と米中貿易戦争や一帯一路構想などの形で、「世界は再び大国同士の争いの時代が再来」(米国家安保戦略(2017年2月))しています。国内では、安倍政権が戦後初となる憲法改定を進めようとしており、それと連動する形で際限のない自衛隊の軍備増強なども行われています。一方で、沖縄では辺野古新基地建設に反対する県民の大運動が、中国では中国共産党の御用「労働組合」に反対する労働者の闘いが、フランスでは「黄色いベスト運動」が起こるなど、世界的に民衆の叛乱も高揚しています。英国のBrexitや米のトランプ政権誕生なども、結果的には右派的文脈に回収されたとはいえ、既成権力層に対する労働者の叛乱の一環と言えます。

このような激動の時代を読み解く一つの筋を与えてくれるのが、レーニンの『帝国主義論』です。第一次世界大戦の真っ最中に書かれた『帝国主義論』は、各国の「社会主義者」が「祖国防衛」「自衛」の名の下に戦争に賛成していく中で、第一次世界大戦の帝国主義戦争としての本質を見抜き、祖国防衛ではなく戦争遂行政府の打倒を対置した決定的に重要な書です。レーニンはこの時代認識をベースにして、1917年ロシア革命を指導していくことになります。

日本では日本共産党すらもレーニン『帝国主義論』を公然と否定していますが、レーニンが『帝国主義論』内で述べたカウツキーらへの痛烈な批判は、まさに『帝国主義論』を否定する現代の人々(特に日本共産党)に完全に当てはまります。

この激動の時代、私たちはどう生きるべきか――その土台になる「時代認識」を『帝国主義論』をベースに学んでいきます。

学内外からの多くの参加をお待ちしています。(※東大外の方については、学生優先です。)

詳細はビラをダウンロードしてお読みください。

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