【12月3日】情勢解説
(一)危機にあえぐ日本帝国主義はもはや「民主主義」のタテマエを保障できない
入管法改悪案は11.27に衆院本会議で強行採決された。衆院審議はわずか17時間、しかもそのやりとりは「空回し」などまったくデタラメ。
さらに安倍は、G20などの外交日程をくりあげ、12.10に参院の強行に突進している。11.29には憲法審査会を会長の「職権」で開催し、もはや審査会の意義を投げ捨てて12.6に自民党改憲案を提示しようというのだ。
さらに今国会では、水道事業の全面民営化のための水道法改悪、沿岸漁業の漁業権を奪う漁業法改悪に突進しようとしている。むきだしの新自由主義政策だ。